作業に集中するには、BGMが大事。
「作業中に音楽を流していても、つい歌詞を聴いてしまって集中できない」という経験をしたことがありませんか?
そんなあなたにおすすめしたいのが歌がない音楽=インストゥルメンタルと呼ばれるジャンルです。
みんなが知らない音楽を聴いてみたい
友達や恋人を家に招いたときにセンスがいいと思われたい
この記事では、上記の方たちに向けて、元バンドマンの僕がおすすめのアーティストを5組(+1)紹介します。ちょっと自慢ですが、某有名CDショップにCDを置いてもらったこともあります。
何が言いたいかというと、「音楽のセンスに自信あります」ということです!
他のサイトと同じものを紹介してもつまらないので、今回は他のサイトでは紹介されていない、少しマイナーなものを中心にご紹介します!
spotifyのプレイリストとYouTubeへのリンクを貼っておくので(もちろん公式のものです)、音楽を聴きながらついでに記事をお楽しみいただけると幸いです!
星野源、バンドやってたの知ってる? 【SAKEROCK】
SAKEROCKは、星野源さんを中心に同じ高校出身のメンバー5人で結成されたバンドです。
星野源さんの曲のファンは多いと思いますが、SAKEROCKの存在を知っている方はあまり多くはないのでしょうか?
SAKEROCKは2015年に解散してしまっているのですが、彼らの音楽はいまもたくさんの人を魅了しています。様々なジャンルを横断した遊び心満載のゆるくてやさしい楽曲が特徴で、まるで楽器が歌っているかのような演奏がそのキャッチーさを引き立てています。
『カルテット』など人気ドラマの劇伴も担当【fox capture plan】
疾走する閃光 / fox capture plan
fox capture planは、ピアノ・ベース・ドラムからなる3人組バンドです。
彼らは現代版ジャズロックをコンセプトに活動しており、スタイリッシュで情熱的な楽曲が特徴です。テクニカルかつ複雑でありながら決して聴きづらくはならないバランス感覚も魅力です。
バンド名は聞いたことがなくても、皆さん一度はfox capture planの楽曲を聴いたことがあるのではないかと思います。というのも、彼らは『カルテット』や『コンフィデンスマンJP』など数多くのドラマや映画、アニメの劇伴を担当しているんです!
また、ジャズを聴いてみたいけどなんだか取っ付きづらいという方の入り口にも最適ではないかと思います。
色々な作品にひっぱりだこの彼らの楽曲をぜひ聴いてみてください!
緊張と美しさの調和。台湾発、世界が注目するインストバンド【Elephant Gym】
FINGER / Elephant Gym
Elephant Gymは、今世界中の音楽好きの中で注目を集めている台湾のバンドです。
このバンドは「ポストロック」や「マスロック」と呼ばれる実験的で複雑な拍子が特徴のジャンルに属しており、複雑で張り詰めた雰囲気と美しさが調和する素晴らしいバンドです。
これだけ複雑でありながら全くごちゃごちゃしていないのは確かな演奏力がなせる業です。
また、このバンドは基本的にベースがメロディを演奏するという少し変わったスタイルをとっています。皆さんのベースのイメージ(そもそもベースがどんなものかイメージできます……?)を覆すようなプレイにも注目です!
踊れる社会人バンド【toconoma】
relive / toconoma
toconomaは、日本最大のフェスのひとつ、FUJI ROCK FESTIVALにも出演したギター・ピアノ・ベース・ドラムからなる4人組のバンドです。
このバンドは様々なジャンルからの影響を感じられますが、根底にはダンスミュージックがあり、非常にキャッチーで踊りだしたくなるような楽曲が特徴です。
また、メンバーは全員フルタイムで働いている社会人で、土日の時間を利用してバンド活動をしているそうです。フェスに出るようなすごいバンドなのになんだか急に親近感がわいてきませんか?
メンバー自身toconomaの活動を「部活のようなもの」「趣味」と表現しており、音楽を本当に楽しんでいる雰囲気やいい感じの抜け感がとても心地よいです!
見た目も音も中毒性MAX!パフォーマンス集団【溺れたエビ!】
Psychedelic Under Water / 溺れたエビ!
溺れたエビ!は、「溺れたエビのヲサ」こと、山本慶さんを中心とした音楽パフォーマンス集団です。
山本さんと主要な数人以外のメンバーは固定されておらず、パフォーマーや芸術家など様々なアーティストを巻き込みながら活動しているのが特徴です。
そして、このバンドの一番のツッコミどころは、カラフルな衣装にエビの被り物をした見た目!
ライブ映像を見ればわかりますが、まるでテーマパークのパフォーマンスやパレードを見ているかのような感覚に陥ります!
見た目のインパクトに負けず劣らず、音楽もとにかく陽気でサイケデリック。
見た目のイメージもあり、なんだか難しい音楽をやっているのではないかと思う方もいるかもしれません。
たしかに、それぞれの音はどれもポップミュージックではあまり聴かないような不思議で変わったものばかり。
しかし、聴きづらいことは全くなく、全体としては非常にキャッチーでシンプルなダンスミュージックにまとまっています。
個性的で中毒性MAXな音像に、気づけばリピートしてしまっていること間違いなしです!
残念なことに、現在、バンドの公式SNSの更新が止まってしまっており、活動もしていないようです……。
しかし、サブスクやyoutubeでは彼らの音楽を楽しむことができますよ。復活してくれ~!
インターネット発、カルト的な人気を誇るチルでダウナーな音楽ジャンル【lo-fi hiphop】
次に紹介するのは、lo-fi hiphop(ローファイ ヒップホップ)です。
こちら、実はアーティストではなく音楽ジャンルの名前なんです。
説明すると長いので割愛しますが、日本の文化がこのジャンルの発展に大きく貢献しています。
名前についているローファイとは、劣化した音のことを言います。
イメージとしては、昔の音楽や映画のような、少しこもっていて、「スー」という雑音が混ざっている感じの音です。
意図的にずらしたピッチとリズムの抜け感が心地よく、展開の少ないジャンルなので、作業用BGMにするには最適であると言えます。
さらに、上記のyoutubeチャンネルでは24時間ノンストップでlo-fi hiphopが流れているんです。
作業中だけでなく、リラックスタイムや寝る前、おうちのBGMにもおすすめです!
良い音楽で、最高の時間を!
以上、おすすめの歌なし音楽を6つご紹介しました。
今回紹介した音楽が、皆さんの生活をより一層よいものにする手助けになれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!